皆さま、こんにちは！

サツキの花が、あちこちに咲いていますね。ツツジの後に濃いピンクのサツキが咲いているのを見ると、「ああ、綺麗だなぁ❤︎」と思えてなりません。

さて、皆さまは、先月頃から、TVでバカボンのパパが、「40歳以上の人は眼底検査をするのだ！！」とうったえているコマーシャルを観たことはありますか？

これを聞いて、私は「世の中のためにも、よく言ってくれた！」とバカボンのパパに感謝しました。

40歳といえば、まだ眼の病気を持つには若すぎるだろう、という思い込みがある方々もいらっしゃるかもしれません。

しかし、眼底検査をすることにより、糖尿病網膜症、黄斑変性に代表される網膜の病気が判明したり、視神経乳頭陥凹拡大、乳頭出血がみられることから再検査をして緑内障が発見され、早期治療に繋がることも数多くあります。稀ですが、眼底検査をした方で、珍しいタイプの眼底出血をみとめたので、内科で血液検査をしていただいた結果、白血病だったということもありました。

眼底検査は様々な病気のサインを診ることができるので、今まで眼をしっかり診察されたことのない方にはお勧めです。

長い人生、病気が進行してから発見されて、治療が満足に出来なくなってしまうよりは、早期発見・早期治療できることなら、是非皆さまにも積極的に眼科に足を運んでいただければと思います。

よろしくお願い申し上げます。

 

倫子アイクリニック　

院長　松原　倫子